古紙リサイクルへの取り組みwastepaper recycling
北海道には豊富な森林資源と豊かな水源を背景に製紙会社の工場がたくさんあります。環境問題・省資源・省エネルギーなどと時代の要求の変化とともに紙の原料は、木から古紙へと移行し2013年には紙の原料に占める古紙の割合は63.9%を超え(財団法人 古紙再生促進センター調べ)、今後も利用率が増えていくことが予想されます。
回収された古紙を選別加工し、製紙原料製品として製紙メーカーに届ける。それが当社の「生業(なりわい)」です。
エリアネットワーク
道内6事業所と青森県1事業所を拠点に北海道と青森県を全てカバーするエリアネットワークを構築しております。
集荷業務
多くのお客様からのご支持により築いた定期集荷ルートを活用するなど、タイムリーなデリバリーを行っています。
製紙原料の製造業務
われわれ古紙業界では、業界のさらなる発展を目的として優良性の評価事業を実施しております。
業の質を向上させるための「古紙商品化適格事業所」認定制度、
物の質の向上と人の技能と知識の向上を目指す
「品質管理責任者」・「古紙リサイクルアドバイザー」認定制度を実施しており、
当社のすべての古紙ヤードは、「古紙商品化適格事業所」の認定を取得、さらに「古紙品質管理責任者」・「古紙リサイクルアドバイザー」常駐させ、古紙リサイクルに係わるアドバイザリー活動を実践しております。
あわせて「日本古紙品質認定制度(J-BRAND)」に則ったJ-BRAND製品をはじめ古紙26主要銘柄の品質の高い製紙原料製造に努めております。
信用管理
お客様の「古紙リサイクルへのお取り組みの証」として、当社は廃棄物再生事業者登録に基づいた、古紙再資源化証明書を発行しております。
ご契約業務を含め、リサイクル活動を高い信頼関係のもと、管理のお手伝いを致します。
廃棄物再生事業者登録制度は、現在廃棄物の再生を業として営んでいて、一定の基準に適合する事業者を、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(以下「法」という。)第20条の2第 1項の規定に基づき、知事が登録する制度です。
情報管理
原料(古紙)や製品(製紙原料)の入出荷は、本社サーバと全拠点をネットワークでつなぎ、集中管理を行うことで正確かつ安全に保守されております。
また、その管理データを元に最適なご提案、さらにはコスト削減のお手伝いを致します。
容器包装リサイクル(容リ法)への対応
平成12年から市町村に課せられた容リ法のうち、「紙製容器包装」の再生処理業務を、旭川支店・北広島エコファクトリー・小樽エコファクトリーの3事業所で行っております。北広島エコファクトリーでは、製紙原料へのリサイクル以外にも、全国でも珍しい家畜敷料への材料リサイクルにも取り組んでおり、小樽エコファクトリーでのRPF(固形化燃料)製品化とあわせて、高い精度での再資源化を実現しています。