北広島エコファクトリー　製造設備を改修しました

2014.11.29

北広島エコファクトリー

古紙梱包と敷料製造ラインを改修しました
２０１４年１１月２９日　改修工事が完了

製紙原料製造ライン ２０１３年１１月改修

２００１年４月開設した北広島エコファクトリーは、 家庭、事務所、企業から排出されたダンボール・新聞・雑誌・紙くずのリサイクルに取り組んできました。
作業効率の向上、電力の節減、安全対策の強化をはかる目的として、 プレス工程をハード及びソフト面で見直したハイスピード＆エナジー設計の最新鋭圧縮梱包機を設置しました。 ハイスピードシリンダーは前後進のスピードが早い為、段ボール処理に効果を発揮しています。 油圧モーターはインバーター制御を行なっているため、新聞・雑誌処理ではきめ細かな省エネ運転を行い、 コンベヤ停止時の撹拌装置には回転を自動制御するなど省電力を実施しています。 適正に圧縮された製品は、ハンドリング作業が大きく向上、流通経費の節減にも寄与しています。 作業員がＩＣチップを所持することで、コンベアが自動停止する安全装置を設置、作業安全対策を行っています。

古紙敷料製造ライン ２０１４年１１月改修

２００１年４月開設した北広島エコファクトリーは、 容器包装リサイクル法の紙製容器包装、事業所から排出される書類、 印刷会社・製本会社から排出される産業古紙を原料として古紙敷料を製造販売を行なっています。
廃棄されていた紙くずを古紙敷料にする再生事業に取り組んできました。
北海道内の畜産農家では、糞尿の堆肥化が早い事と家畜に安全な事が評価され、古紙敷料をたくさん利用して頂いています。
２０１４年１１月風送ライン及び集塵ラインを改良しました。
風送ラインの改良により製造効率が向上、電力とエネルギーの削減がなされました。
集塵装置の改良により紙粉除去が向上、工場内作業環境の改善が行われました。
また　もみ殻の投入ラインを併設、敷料の品質向上と製品の多角化も実施しております。
古紙敷料”あんしん君”は北海道認定のリサイクル製品、安全性を確認した古紙を原料にして製造しています。
更なる技術革新で、廃棄される紙くずの再資源化と家畜糞尿の堆肥化促進に努めていきます。